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黒田泊庵の世界
現在3代目社長の200年前の祖先に淡路近世史では有名な画家黒田泊庵がいる。
このページは彼の紹介である。

1742年津名郡下物部村の生まれ。当時熔業をしていた家業を継承せず23歳から7年間、長崎で宋画を学び、家に戻る後も画材をもとめて各地を駆け 回っていた。彼の前後の分家が熔業を受け継ぎ画一筋に生きることが出来た。
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雄竹図、白鶴青松図、雪景山水図
洲本市江國寺に墓があり、筆とすずりの形をしていていかにも水墨画家にふさわしい墓碑である。
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黒田泊庵に関する出版物
昭和52年 泊庵翁遺墨集
昭和58年 泊庵翁遺墨後集
平成2年 黒田泊庵遺墨集
平成12年 増補黒田泊庵遺墨集
平成15年 近世淡路島の画家たち
黒田泊庵の展覧会
昭和56年2月 県立淡路文化会館
昭和59年9月 淡路文化史料館
平成10年7月 神戸市立博物館

渡辺月石について
洲本市由良町内田出身の江戸時代の文人、渡辺月石(一七五四-一八三八年)が晩年、個人的な心情をつづった文書「内秘所之身鏡(うちひしょのみかがみ)・一生艱難(かんなん)記」の全文を、このほど解読し、冊子にまとめた。「老人の性」についても言及されており、現代の社会問題に通じる読み方もできそうだ

 月石は、庄屋のかたわら漢詩や俳句、絵画をたしなみ、郷土誌「堅磐草(かきわぐさ)」を著した。農民一揆などの風俗や事件を記録し、「常盤草」「淡路草」「味地草」とともに淡路島を代表する郷土誌「淡路四草」に数えられる。

 艱難記は、七十五歳ごろから堅磐草とほぼ同時進行で書いたとされる。約三十年前、同市由良町内田の民家で月石の自筆書が見つかった。渡辺月石を顕彰する会、淡路地方史研究会に所属する黒田敏夫さん(77)=同市上物部二=が解読に取り組んでいた。

 病死した後妻五百(いお)への思いや、若い女性と関係を持つ空想などが句や歌、漢詩を交え記されている。黒田さんは「老人が性的欲求を表すことが不道徳とされた風潮への反発がうかがえる。人物像を研究する資料になればと考え、冊子にした。風狂に、まじめに性が語られており、夫婦で辞書を引きながら読んでみるのもよいのではないか」。

 B5判、六十四ページ。月石の家系や著作の概要を紹介する冊子(同三十五ページ)もあわせて作った。いずれも百五十部印刷。 (平成18年11月)

渡辺月石続編出版
 淡路島や由良の風俗を記した江戸時代の文人、渡辺月石(1754〜1838)の著作の解読に取り組む顕彰会員の黒田敏夫さん(80)=洲本市上物部2=が、このほど「東西の記」「再遊有馬記」「由良八幡春秋両祭神頭格」を解読して2冊の冊子にまとめた。月石に関する冊子はこれで計5冊となり、黒田さんは「研究に生かしてほしい」と話している。(金 慶順)

 同市由良町内田の庄家に生まれた月石は、漢詩や俳句をたしなみ、淡路島の風俗や出来事について書き残した。島内を代表する郷土誌「淡路四草」の一つに数えられる「堅磐草」では、農民の一揆や生活について記している。

 「渡辺月石を顕彰する会」会員の黒田さんは、2005年に「淡路堅磐草」「蝦夷物語」を臨川書店から出版。また約30年前、月石の子孫である橋本定夫さん(同市由良町内田)宅から数作の自筆稿本が発見されて以来、それらを解読して冊子にまとめる作業を続けていた。

 由良独特の神事や習慣を描いた「由良-」では春と秋の祭りの様子を描写。有力者の中からくじで選ばれた「頭」が私財を投じて客人をもてなしたといい、ごちそうの献立や行列の順番、由来などついて詳しく書いた。「東西-」と「再遊-」には月石が播磨や有馬を旅した様子が描かれている。

 解読は、筆でつなげて書かれた文字を判読して明朝活字体に置き換えていく作業。読み取れない文字は前後の流れから類推するなど困難な作業だが、黒田さんは「研究を進めるため、誰にでも読める形に残しておきたい」と話している。

 150部を印刷(非売品)。図書館に寄贈するほか、研究者に提供するという。 (平成21年10月)